用語集

A~Z

A(配管寸法) 配管径のこと。管、継手、バルブ等のサイズを表わす。 A=ミリサイズで表される。
AC(Alternating Current) 交流。商用周波数(50/60Hz)で使用。家庭、工場等で広く使われています。
AWG 電線の太さ 米国規格.(アメリカンワイヤーゲージ)の断面積の単位。
数字が小さくなるほど線が太くなります。
DC(Direct Current) 直流のこと。
ヒーターとしては交流用をそのまま使えるがスイッチや接点・サーモスタットなどの交流用のものは使用できません。
DIFF(ディフ) 温度調節したときの上下に振れる隙間のこと。
DINレール(ディンレール) DINとは、ドイツ工業規格の略称。日本のJISに相当するもの。国規格の「IECレール」とも呼ぶ。
EEPROM EEPROMとは、不揮発性メモリの一種で、電気(電圧)の操作によってデータの消去や書き換えが可能となっている半導体記憶装置のことである。
HT(high temperature) シリコンラバー高温タイプのこと。
連続使用温度260℃/最高耐熱温度280℃
ISO 国際標準化機構(こくさいひょうじゅんかきこう)。
Pt100Ω 金属の電気抵抗が温度変化に対して変化する性質を利用した「測温抵抗体」の一種で、温度特性が良好で経時変化が少ない白金(Pt)を測温素子に用いたセンサです。

「白金測温抵抗体」(測温抵抗体と略す場合もある)を用いた制御機器や計測器等の仕様書を読むと入力欄などに「Pt100」,「JPt100」と記載されています。
「Pt」は、白金(プラチナ)を意味し、「100」は、温度 0 ℃ 時の抵抗値が「100Ω」である事に由来しています。現JIS(C1604-1997)ではPt(新JIS)を規定し、国内では使用の多いJPt(旧JIS)を廃止としています。しかし、まだどちらも多く使用されており、PtとJPtは特性が異なるため、温度調節器本体の入力仕様と一致させる必要があります。

一般に白金測温抵抗体は、熱電対に比較して低温測定に使用され精度も良くなります。しかし、速い応答性が要求される場合や表面および微小箇所の測定には不向きです。
それは、白金測温抵抗体が抵抗素子として少なからず体積を持つため熱平衡に達するまでの時間が熱電対式温度センサに比べ長いためです。
ISO:9000 国際標準化機構が発行した品質マネジメントシステムに関する国際規格(IS)の総称。
K熱電対 温度と熱起電力との関係が直線的であり、工業用として最も多く使用されているマイナス極がアルメル、プラス極がクロメルという合金で出来ている。
MV(Monitor value) モニター値のこと。
monoone(モノワン)

株式会社スリーハイのブランド「モノづくりの現場からうまれたただ1つの温度コントローラ(温度調節器)」という意味がこめられている。
スペシャルWEBサイト をご確認ください。

PID制御 フィードバック制御の一種であり、入力値の制御を出力値と目標値との偏差、その積分、および微分の3つの要素によって行う方法のこと。
PSE 電気用品安全法に基づき、安全基準を満たしていることを示すため、電気製品に貼付されるマークのこと。
PID制御 フィードバック制御の一種であり、入力値の制御を出力値と目標値との偏差、その積分、および微分の3つの要素によって行う方法のことである。制御理論の一分野をなす古典制御論の枠組みで体系化されたもので長い歴史を持っている。フィードバック制御の基礎ともなっており、様々な制御手法が開発・提案され続けている今に至ってもなお産業界では主力の制御手法であると言われている。より精密な温度調節をするときにこの制御方法を用いる。
PV 測定値のこと。Process Variableの略。
PTFE ポリテトラフルオロエチレン(polytetrafluoroethylene, PTFE)はテトラフルオロエチレンの重合体でフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)である。テフロン®(Teflon®)の商品名で知られる。化学的に安定で耐熱性、耐薬品性に優れる。
Pt-100Ω/JPt-100Ω
測温抵抗体の一種。温度特性が良好で経時変化が少ない白金を測温素子に用いたセンサーです。
一般に低温測定に使用され精度も良いが、熱電対に比べ熱均衡に達する時間が長いため、速い応答性の要求される場合や表面および微小箇所の測定には不向きです。
RoHS指令(ローズ) 電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令Restriction of Hazardous Substances(危険物質に関する制限)の頭文字からRoHSと呼ばれる。
RoHS Restriction on Hazardous Substances
別名:RoHS指令,有害物質規制,電気・電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限指令
RoHSとは、電気・電子機器に含まれる危険物質を規定し、物質の使用を禁止する旨の指令のことである。電気・電子製品の生産から処分までのすべての段階で、環境や人の健康に及ぼす危険を最小化することが、RoHSの主な目的である。RoHSは2003年1月にEU(ヨーロッパ連合)加盟国15ヵ国で採決された指針であり、2006年7月以降に同圏内で発売される製品については特定物質の使用が全面的に禁止されることになっている。

RoHSによって指定された禁止物質は6種類で、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニール(PBB)、ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE)となっている。これらの原料物質はおおむね電子機器によく用いられてきた。特に鉛などは、その安定性や加工の柔軟性といった特性から、プリント基板や電子部品類を接続する材料(鉛はんだ)として多く採用されてきた。ところが、酸性雨などの影響もあって鉛を含んだ製品の廃棄物から鉛が溶出する可能性がある、という指摘がされ始め、そしてRoHSの採択によって全面的に使用が禁止されるに至った。

早くから産業的な物質使用規制が行われていたオランダでは、2001年10月、ソニーが「PSone」の出荷に際して欧州向け製品を陸上げ使用としたところ、製品の一部部品に規制を逸する量のカドミウムが検出されたとして、オランダ関税が「PSone」の陸上げを拒否するという事件が起きている。このため、ソニーは欧州向け製品130万台の出荷を2ヶ月延期し、製品の全てに部品の交換を施さなくてはならなかった。(これによって同社は総額190億円に上る損失をこうむったとされる)。

日本の各企業においてもRoHSの規制に対応する動きは進んでおり、主要企業の多くがWeb上などでRoHSへ準拠する趣旨の声明文を公表している。
R加工 対象物の径に合わせてクセをつける加工のこと。
SI 国際単位系。十進法を原則とした最も普遍的な単位系です。
SSR 別名、ソリッドステートリレー。電子回路の継電器(リレー)の一種で、スイッチの素材に半導体を使用する制御部品のことである。交流負荷をON-OFFする無接点リレーのこと。
sq(スクエア/スケア/スケ) 電線の太さ 日本のJIS規格に基づく mm2 (Square)の断面積の単位 1sqはおおよそ 1平方ミリの断面積を示します。数字が大きいほど太くなります。
SR シリコンラバー 連続使用温度200℃/最高耐熱温度230℃
SUS ステンレス鋼(ステンレスこう、Stainless steel)さびにくくするためにクロムやニッケルを含ませた合金鋼である。「ステンレススチール」や「不銹鋼」(ふしゅうこう)、「ステンレス」、または「ステン」などと呼ばれる。JISにおいて主に「SUS」の略号が付けられる事から「サス」とも呼ばれる。
SV 設定値(目標値)のこと。Set Variableの略。
t(ティー)
素材の厚み。thicknessの頭文字からとった呼び方のこと。
例)3tスポンジなど。
UL 米国の火災保険業者共同管理の研究所(Underwriters Laboratories)が定めた安全規格。
VA(ボルトアンペア) 皮相電力の単位のこと。
W(ワット) 仕事率や電力をあらわすSIの単位(SI組立単位)。
φ
直径を表す記号 正式名は「マル」 通称は「ファイ」「パイ」など。
1φは直径1mmという意味です。
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