つながりを温めたい。
人と人を繋ぐ配管を太く
しっかりと築いて行きたいです。
大友 亮祐
2009年入社(中途)
モノづくり事業部
事業部長

大友 亮祐

「プラモデルづくりが好きな人は向いてるよ。」
自分で最後まで完成させる魅力があります。

電気工学科を卒業し、大型の機械を輸出する会社で働いていた大友さん、自分には向いていないと感じていました。「プラモデルをつくるのが好きな人に向いているよ。」と聞いて興味を持ち、合同企業説明会でスリーハイにエントリーしました。
「工程を踏んで、最後まで自分の手で製作して行く、そんなところが魅力でした。見学して会社の雰囲気もよかったので、自分に合っていそうだなと思いました。」
大友さんは根っからの明るいキャラクター、周囲をいつも和ませています。入社12年目、モノづくり事業部のリーダーとして、個性あふれるメンバーを尊重しながらまとめています。

品質管理に一番大切なのは
垣根のないコミュニケーション。

リーダーとなった大友さん、モノづくりにとどまらず、品質管理も重要な仕事です。スリーハイのモノづくりは機械ではできない作業、人の手でつくるが故の誤差が生じます。「製品に差が出ないように治具など専用の補助器具を使いますが、難しい作業のモノもあるので、つくり手とのコミュニケーションがとても大切です。悩みながら進めてしまわないように、なんでも気軽に聞いてもらっています。」
スリーハイでは、製造の重要な部分を担っているパートさんたちのことを、いつの頃からか"マダム"と呼んでいます。ECサイトの製品をつくるのはマダムたち。大友さんが出張の日は「大友くんいなかったから静かで寂しかったよー」と言われるほど馴染んでいます。大友さんが話に加わることで、工房全体が明るく話しやすい雰囲気になり、マダム同士のコミュニケーションも自然と円滑になっています。

「温かさをつくる」 言葉にしたことで
意識が変わりました。

入社当時は、黙々とモノづくりをする雰囲気が強かったという大友さん、「クレド(=行動指針)」づくりがターニングポイントになって、組織として一体化し、今のスリーハイになったと感じているそう。
「"温かさをつくる"という言葉で、社長の思いがみんなに伝わったと感じました。自然と自分の考え方や行動が、その言葉に繋がって行ったように思います。CSR活動である"まち探検"を始める時も、その一環だなと素直に受け取れました。」
地域の子どもたちを招いて行われる"まち探検"でも大友さんは大人気、子どもたちがわっと集まって来ます。次世代を担う子どもたちが町工場に親しみを持ってくれる、きっかけをつくる大事な役割を果たしています。

社員も、地域の人も、お客様も、社会も...
みんなを繋げる 「配管を温めたい」。

「お客様の困りごとを解決したい」
難しい依頼も諦めない熱意。

スリーハイに来る依頼は、他で出来ないと断られて相談に来たというものが珍しくありません。
「難しそうなことでも、まずは話だけでも聞きます。うちは"やってみよう"が基本姿勢。今まで様々な困りごとに対応して来たノウハウを最大限活用して、こちらから何か提案できないか考えます。営業・モノづくり事業部、みんなで力を合わせて解決法を探ります。やっぱり困っている人をそのままにはできないですからね。」と大友さん。
「"このヒーターをつくってください"という依頼に、そのままそのヒーターをつくるのではなく、"こっちのヒーターの方がいいですよ"と提案できる。そういう気持ちをみんなが持っている。そこがスリーハイの強みだと思っています。」

繋がった先にある
「温めていける何かを見つけたい」

これからの目標として大友さんが掲げたのは「配管を温める」こと。「今は配管を温めていますが、未来はその配管を大きく、数も増やして行きたいです。」配管?と一瞬思われそうですが"心のつながり"を、日頃ヒーターで温めている配管で例えた、大友さんらしい表現。
「すでに繋がっている人と、もっとしっかり信頼関係を築いて、その人との関係を深く、大きくしたい。そして社内だけでなく、地域の人も、お客様も、社会も...、みんな繋がって行って、その先に温められる何かがあればいいなと思います。」
大友さんは熱い思いを内に秘めながら、自然体で周囲を温めています。

繋がっている人としっかりと信頼関係を築いて行くことが
いいモノづくりへ繋がっています。

私は「配管(つながり)」の温度を上げていく。 配管(つながり)

私は従業員をはじめとした人と人とのつながり(配管)を温めていきたいと思います。そのつながりの配管とは心の配管で、色々な思いや関係(信頼)といったものがお互いに流れ通じ合っているので大切にしていきたいです。また、今のスリーハイの組織を考えれば今後も色々な変化に対応していけると思います。

モノづくり事業部
事業部長
大友 亮祐