デュープレックス(先端溶接)タイプ(クラス2 フッ素樹脂被覆 UL認定品)
- 半受注製作品
- 受注製作品
- RoHS2適合品
デュープレックス熱電対は、熱電対素線にフッ素樹脂やガラスなどの被覆を施したもので、保護管などには入れずそのまま使用する熱電対です。
【用途】
- 温度測定
【ご使用方法】
温度コントローラ(温度調節器)又はデータロガー等に接続し、対象物の温度制御、温度測定等にご使用下さい。
※デジタル温度コントローラをご希望の方はこちら
▶ デジタル温度コントローラ monoOne®(モノワン®)
【その他情報】
※先端に丸端子を付けることができます。ネジで固定されたい方向けに。(型式の最後に「-M」が付きます。)
UL認定品 熱電対(Kタイプ)デュープレックス(フッ素樹脂被覆)
製品コード | L(m) |
---|---|
TH-8290-1 | 1.0 |
TH-8290-2 | 2.0 |
TH-8290-3 | 3.0 |
TH-8290-5 | 5.0 |
TH-8290-10 | 10.0 |
TH-8290-20 | 20.0 |
製品の特徴
概要
温度測定に使用する温度センサーの1種です。
デュープレックス熱電対は、熱電対素線にフッ素樹脂やガラスなどの被覆を施したもので、保護管などには入れずそのまま使用する熱電対です。
本品では先端を溶接しており、その部分で温度を感知いたします。
※ヒーターをご使用の際は、安全の為、必ず温度センサーと温度調節器を併せてご使用下さい。
特徴
Kタイプの熱電対ですので、タイプが合えば市販の温度調節器にも対応可能です。
タイプの合わないものや温度調節器をお持ちでない方は、
デジタル温度コントローラ monoOne®(モノワン®)も併せてご購入いただけますと、一緒にご使用いただけます。
熱電対の原理
熱電対は、2種の異なる金属線で閉回路を作り、両端の2つの接点を異なる温度に保つと温度差に対応した電流が流れ、また一端を切り開くと温度差に対応した熱起電力を生じることを利用したものです(ゼーベック効果)。
この温度と熱起電力の関係が明確になっているので、一方の接点を開いて作った2端子間に直流電圧計を接続し、熱起電力を測定することにより、温度が測定できます。この原理を利用して、温度を測定するため2種の金属を組合せたものを熱電対といいます。
被覆熱電対線についての安全上のご注意
安全にお使い頂くためにお読みになり、必ずお守りください。
...この警告を無視して誤った取り扱いをされますと人が死亡・重傷を負う可能性が想定されます。
- 被覆熱電対線は電線ではありません。一般の配線に使用しないでください。感電、漏電、火災の原因になります。導体に抵抗値の高い特殊な金属を使用している被覆熱電対線は、電気用軟銅線を導体とする一般の電線と同じような電流を流すと過電流になり、漏電、火災の恐れがあります。
...この警告を無視して誤った取り扱いをされますと傷害または物的損害の発生が想定されます。
- 繰り返しの屈曲、ねじれ、引っ張り、磨耗、振動を受ける用途には使用しないでください。断線や絶縁体劣化の原因になります。被覆熱電対線は固定配線用ですので、繰り返しの屈曲、ねじれ、引っ張り、磨耗、振動に耐えられません。断線、絶縁体の損傷や劣化の恐れがあります。
- 水のかかる場所・多湿の場所では使用しないでください。漏電、短絡の原因になります。ガラス繊維やシリカガラス繊維やセラミック繊維による編組絶縁や横巻絶縁は、防水構造ではありませんので漏電や短絡の恐れがあります。 PTFEテープ巻、ポリイミドテープ巻やマイカテープ巻等のテープ巻絶縁は、防水構造ではありませんので漏電や短絡の恐れがあります。 記載の内容は予告なく変更することがあります。
製品の仕様
構成材料 |
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特性 |
(JIS C 1602-1995)
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熱電対素線の常用限度温度および過熱使用限度温度 |
(JIS C 1602-1995)
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絶縁材料と被覆材料 |
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識別 |
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その他、類似製品
よくあるご質問
可能です。
多くのお客様は1点からのご検討です。もちろん量産にも対応しております。
温度調節器(温度コントローラ)としてはどんなものをおすすめしていますか?
大きく分けて、アナログ式(ラフな温度管理向き)、デジタル式(精度の高い温度管理向き)がございます。弊社では、低価格デジタル式「monoOne®+B」、「monoOne®-120/T」(モノワン®)をお勧めしております。
カスタマーデータとしては残っておりますが、通常はつけておりません。ご希望の場合、注文時にご依頼ください。
お問い合わせください。 修理可能かどうか状況の確認をいたします。
市場価格を日々調査しております。お客様に少しでもお安くお届けできるよう心がけております。
納品日より1年間とさせていただいております。但し、弊社の責任でない場合、その限りではありません。
温度センサーを(+)(-)を誤って接続した場合、どのようなことが起こりますか?
温度が正しく表示されません。ご使用の際はお気をつけくださいませ。
「monoOne®-120」、「monoOne®-200」(モノワン®)に対応しているセンサーの種類を教えてください。
熱電対K,J,T,E,R,S,Bおよび白金測温抵抗体(Pt100)に対応しております。
温度センサー 熱電対(Kタイプ)「モールドタイプ」(TH-8484-3)を水中内で使用して良いですか?
水中でのご使用自体は可能です。(Y端子部を除く)
但し、潜水状態での保護等級を取得しておりませんので、保証対象外のご使用方法となります。
温度センサー 熱電対(Kタイプ)「シースタイプ」(フッ素樹脂被覆)(TH-8100-2)を水中内で使用して良いですか?
水中でのご使用自体は可能です。(Y端子部を除く)
但し、潜水状態での保護等級を取得しておりませんので、保証対象外のご使用方法となります。
ご使用できかねます。
真空環境向けに製造されておりませんのでご注意ください。
※真空チャンバーの外部に接続されている配管や容器の測温でしたら可能な場合がございます。ご相談ください。
※配管・真空チャンバー用加熱・保温ヒーター
カタログ記載の「半受注製作品」の納期幅が広いのはなぜですか?
1点ずつのハンドメイド製作品の為、種類や本数、時期によって納期に幅がございます。
カタログ上には、半受注製作品全てにおける標準納期を記載しているため、納期の短いもの長いものが混在し納期の幅が広くなっております。
現在の納期を知りたい方はお問い合わせください。