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ききチョコ選手権メイキングストーリー

みなさん、はじめまして。営業統括本部の徳江と申します。ヒーターブログには初めての登場です。主に広報を担当していて、ヒーターブログをはじめとするスリーハイのウェブサイト管理のほか、弊社が主催するイベント活動にも携わっています。入社してもうすぐ2年、業務内容もだんだんわかってきて、新しい取り組みにも挑戦できるようになりました。

そんなチャレンジ精神旺盛なある日、新しい仕事を任されました。弊社スリーハイの製品を変わった使い方で紹介する動画の企画です。社内で話し合って決まったのが、「きき酒」ならぬ「ききチョコ選手権」です。まずは、完成した動画をご覧ください。

私の初ブログは、このききチョコ選手権の制作秘話を紹介します。

企画のきっかけはバレンタインデー

今回のききチョコ選手権をしてみようと思いついたきっかけは、2月のバレンタインデーでした。バレンタインデーといえばチョコレート。目隠ししてチョコを食べ比べ、どのメーカーのものか当てたら面白いのではとの発案に、社内全体が盛り上がりました。

企画の詰めも万全です。食べ比べをするにはチョコを温めて溶かす必要があり、自社製品のヒーターを使えば宣伝にもなると説得力抜群。社長からOKのゴーサインが出ました。しかも、チョコ代は会社の経費から落としてよいとのお達しまで。社長、ありがとうございます。

チョコが食べられて、会社の宣伝もできる一石二鳥の企画。これはがんばらねばと、テンションが上がりました。

どれにしようか迷ったチョコ選び。そこにゴディバが!

私の最初の仕事はチョコの調達。さっそく地元のスーパーへ足を運びました。バレンタインデーが終わった翌日とあり、店内では売れ残ったチョコの特売をしていました。さて、どのチョコを買うか、いざ選ぶとなると迷ってしまいます。スイーツ系のものもあれば、一口サイズのものも。

最終的に板チョコに決めました。板チョコはあまり食べる機会がなかったからです。そして、板チョコの中でも食べたと経験が少ないミルクチョコにしました。すると、目の前に思いがけないチョコが!

ゴディバです。あの高級チョコのゴディバがあるではないですか。それも、現品限りの特価です!

ゴディバを口にする機会なんてそうめったにありません。しかも、会社の経費で食べられるなんて。買うと決断する前にカゴの中にはすでにゴディバが入っていました。

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ヒーターでチョコを温めるときは直接ではなくお湯で

本番当日、チョコにヒーター、そして出演者も揃ったところで動画撮影の準備開始。まずは、チョコを温める作業に取りかかりました。

チョコを温めるのに使用するヒーターは、弊社製品の底面ヒーター「GOEMON-150」です。このヒーターはドラム缶やペール缶に入った溶剤を複数同時に温めるのに使われていますが、食品の加熱・保温にも役立ちます。

GOEMON-100

底面ヒーター GOEMON-150

ここで注意しなければならないのが、チョコを直接ヒーターで加熱するのではなく、水を入れた容器にチョコの入ったボールを浸し、湯煎してチョコを溶かさなければなりません。直接加熱をしてしまうと、チョコが焦げてしまうからです。さすが甘い物好きが集まっているだけに、スイーツの扱いはバッチリです。

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目隠ししてもチョコの味って意外と違いがわかる

もともと、私は出演者には含まれていなかったのですが、成り行きでききチョコに参加することになりました。

実際に目隠しをしてすべてのチョコを食べ比べてみると、味の違いがわかるものです。国内メーカーのチョコは、どれも味に大きな違いはないと思っていました。ところが、目隠しをして味の違いを比べてみると、それぞれ独自の甘さやまろやかさがあるのがわかりました。

別格はやはりゴディバ。ミルクの味や食感が他のチョコとは全然違います。とろりと口に広がる甘みと舌触りのよいなめらかさは高級チョコの風格を漂わせていました。「買ってきてラッキー。」、いえいえ、「ききチョコに採用してよかった!」です。

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どのお菓子メーカーも味にこだわりをもってチョコを作っているのですね。ヒーター作りへのこだわりと同じものを感じました。

買い出しの際、同じチョコを2枚ずつ買って溶かしました。ところが、思っていた以上に量が多くて残ってしまいました。動画撮影後、関係者と従業員総動員でもりもり食べまくりました。

結局、何がしたかったんだっけ?

出来上がったききチョコ選手権の動画をアップロードして、一連の仕事は無事完了しました。振り返ってみると、チョコの味は覚えているけれど、そもそも何がしたかったんだっけと首をかしげています。スリーハイのヒーターを使ったおもしろ企画、うまく伝わったでしょうか。

さまざまなアイデアを考えて自社の商品を紹介していくのは難しいなと、よい経験が積めたと思っています。

「仕事は甘くないけど、会社のお金で食べるチョコは甘い!」

これが私の一番の収穫です!

新しい企画作り、またがんばります。

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