リボンヒーター(クリーンルーム用)
- 即納品
- 受注製作品
- 耐熱260℃
- RoHS2適合品
ポリテトラフルオロエチレンを延伸加工して生成されたPTFEファイバーに特殊加工をさらに施したリボンヒーターです。
【特長】
- 使い方は、簡単。家庭用の100V電源で使用できるので、すぐに試すことができます。
- リード線1m付、エキスパートスタッフによる丁寧な仕上げ、加工です。
- 優れた耐熱性と耐薬品性を持つPTFE100%で構成されており、PTFE以外の成分を一切含んでいません。
- 特に引裂き強度に優れ、同温度域で使用される規格が類似したガラス繊維クロスの20倍前後の引裂き強度です。
【用途】
- テープ状のためどんなものにも巻き付けられ、広範囲な用途でご使用になれます。
例:配管、バルブ、クリーンルームなど
【お知らせ(2021年05月17日)】
リボンヒーター・マントルヒーター、一部納期遅延のお知らせ
製品の特徴
概要
フッ素樹脂の中で最も高い耐熱性を持つポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を延伸加工により生成されたPTFEファイバーをもとに、特殊加工を更に施した繊維で構成されたPTFEファイバークロス eFF260#1は、従来にない風合いを持つ織物です
- 優れた耐熱性と耐薬品性を持つPTFE100%で構成されており、PTFE以外の成分を一切含んでおりません。
- -200~260℃の広い温度域での使用が可能です。
- 強酸(フッ化水素酸・王水を含む)・強アルカリ・有機溶剤を含む、ほぼすべての薬品に対し不活性です。
- PTFEは体に無害で、またその化学性・熱的安定性によりクリーンルーム内でも安心してお使いいただける素材です。
- 高強度で縫糸としても広く使用されているPTFE繊維に、特殊加工を更に施したファイバーを使用しておりますので、引裂き強度に特に優れています。通常、同温度域で使用される規格が類似したガラス繊維クロスの20倍前後の引裂き強度です。
- 特殊加工を施したPTFEファイバーを使用しておりますので、フィルムのラミネーションなしでは、難しかった空隙の少ない緻密な織りを可能にしました。
- フィルム等のラミネーションがされていませんので、織物特有のバイアス方向での伸縮性があり、複雑な形状の保温材やマット等の製作が可能になりました。
- 従来品と比較すると、外被材をPTFE100%クロスの使用によるクリーン度アップクロスとして、柔軟性があり耐薬品性に優れています。
- 発熱線は、従来のニクロム線に変わり、ステンレスファイバー線の採用により、折り曲げに強く、柔軟性に優れています。
特徴
- 使い方は、簡単です。家庭用の100V電源で使用できますので、すぐに試せます。(100V仕様の場合)
- リード線1m付、エキスパートスタッフによる丁寧な仕上げ、加工です。
- 別途、取付加工・温度調節器など承ります。
ご注意
- 素材はPTFEです。
- 巻きつけの際、ヒーターをねじる、強く引っ張る等しないでください。内部の電線が寄り、異常発熱の原因となります。また、空焼きにならないよう、必ず被加熱物に接触させて使用してください。
- 製品にはコネクターはついておりませんので、ご必要な場合には別途ご相談ください。
- 製品の耐熱温度はMax260℃ですが、クリーン性を保持するために温度調節器または電圧調整器などを必ず併用し、260℃以下でご使用ください。
- 表面的には水を弾きますが完全な防水・防滴製品ではありませんので、お取り扱い・ご使用の際は十分にご注意ください。
- 脱着頻度の多い場合にも最適です。
- 表記に規格製品以外のオーダーも承りますのでご相談ください。
- 200V用も製作いたします。
- 20mm幅については、製法上、最大25mmとなる場合があります。
- 記載の内容は予告なく変更することがあります。
製品の仕様
用途 | テープ状のためどんなものにも巻きつけられ、広範囲な用途でご使用になれます。 例:配管、バルブ、クリーンルームなど |
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空気中における表面温度 |
ヒーター単体を常温空気中にて測定 使用環境、被加熱物の材質、形状などによりヒーター表面温度は変化します。 |
その他、類似製品
その他、類似製品
よくあるご質問
可能です。
200V以上でも数Vにも対応しております。設計できるかどうか判定する必要がございますので、お問い合わせください。
可能です。
多くのお客様は1点からのご検討です。もちろん量産にも対応しております。
可能です。
配管径や配管長、目的(凍結防止、加熱)により最適なヒーター、断熱材をご提案しております。詳細はお問い合わせください。
クリーンルームで使用したいのですが、対応しているものはありますか?
クリーンルーム対応の製品も扱っております。詳細はお問い合わせください。
ヒーターの上(外側)から断熱材を取り付けようと考えています。何か注意することはありますか?
断熱材を取り付けたい場合、放熱を防ぐため一定の断熱効果はありますが、ヒーター表面温度が上昇することになり、ヒーター耐熱温度を超える可能性があります。必ず過昇温防止装置や温度調節器(温度コントローラ)などを使用して適切な温度管理を行ってください。
もっとも多いのはシリコン被覆電線です。他、フッ素樹脂被覆電線がございます。
リボンヒーター(テープヒーター)はどのくらいの時間(スピード)で温かくなりますか?
ヒーターには電力密度(ワット密度)という考え方があります。単位面積(cm2)あたり何Wいれるかによって異なります。
例えば、100V 100W 20mm x 1000mmのワット密度は、0.5W/cm2となります。
詳細はリボンヒーターのグラフをご覧ください。
電圧が不安定な環境でヒーターを使用することは可能でしょうか?
ヒーターの電圧、容量、変動幅にもよりますが問題ない場合もございますので、お問い合せください。
まず被加熱物の状態を確認してください。
異常であれば使用を中止してください。
問題がないようであればヒーターに含有されている不純物が燃焼されたため起こったものです。不純物がなくなれば匂いはなくなります。
お客様の環境、使用状況、またヒーターの設計によって大きく異なります。ですので一概には申し上げられませんが、長くお使いいただくためのアドバイスはさせていただいております。詳細はお問い合わせください。
リボンヒーター(テープヒーター)に表、裏はありますか?また同じように発熱しますか?
両面とも同じ発熱をします。
温度調節器(温度コントローラ)としてはどんなものをおすすめしていますか?
大きく分けて、アナログ式(ラフな温度管理向き)、デジタル式(精度の高い温度管理向き)がございます。弊社では、低価格デジタル式「monoOne®+B」、「monoOne®-120/T」(モノワン®)をお勧めしております。
必要です。弊社ヒーターは自己温度制御するヒーターではございませんので、温度コントローラ(温度調節器)monoOne®/+B/-120/200シリーズと温度センサーを使用し、安全にご使用ください。
温度ヒューズ、バイメタルサーモスタットがございます。またデジタル温度調節器「monoOne®-120」(モノワン®)には、パラメータ設定で過昇温防止することができます。詳細はお問い合わせください。
カスタマーデータとしては残っておりますが、通常はつけておりません。ご希望の場合、注文時にご依頼ください。
購入したのですが、ヒーターが長すぎました。切ったり穴を開けたりしてもいいですか?
絶対におこなわないでください 切ったり穴を開けたりした場合、断線などで使用ができなくなります。
お問い合わせください。 修理可能かどうか状況の確認をいたします。
使用できません。水中では絶対に使用しないでください漏電等事故につながります。
自由に変えられます。ご注文時にご指示ください。但し、電圧、ワット数によっては、製作できない場合もあります。
また、お客様ご自身でのカッター、ハサミなどの加工は断線の可能性がありますのでできません。
市場価格を日々調査しております。お客様に少しでもお安くお届けできるよう心がけております。
400℃(連続使用は350℃)、700℃(連続使用は450℃)がございます。(ガラスクロスの耐熱温度ですので、ヒーターワット数によってはそれ以上の温度になるものもあります)
通常は2~2.5週間いただいております。在庫品もございますのでお問合せください。
納品日より1年間とさせていただいております。但し、弊社の責任でない場合、その限りではありません。
可能です。特殊加工を更に施した繊維で構成されたPTFEファイバークロス eFF260#1を使用したヒーターがございます。耐熱は260℃です。
ご指定がなければ、被覆はシリコンゴム線もしくはテフロン線となります。芯線材質はニッケル線(Ni線)もしくはニッケルめっき線(NA線)です。
ULタイプをご希望の場合、ご相談ください。
高温環境下にて電線が絡んだ状態で使用すると、内部で熱がこもり、異常発熱を起こす可能性がございます。被覆や内部の電線が溶け出す等、火災や事故につながりますので、ご使用の際はお気をつけください。(画像は被覆の溶けたリード線一例です。)
ご使用できかねます。
真空環境向けに製造されておりませんのでご注意ください。
※真空チャンバーの外部に接続されている配管や容器の加熱・保温でしたら可能な場合がございます。ご相談ください。
※配管・真空チャンバー用加熱・保温ヒーター
カタログ記載の「半受注製作品」の納期幅が広いのはなぜですか?
1点ずつのハンドメイド製作品の為、種類や本数、時期によって納期に幅がございます。
カタログ上には、半受注製作品全てにおける標準納期を記載しているため、納期の短いもの長いものが混在し納期の幅が広くなっております。
現在の納期を知りたい方はお問い合わせください。