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2年ぶりのスマートファクトリーJapan出展、光るヒーター入りクッションなどを初披露

日刊工業新聞社主催の展示イベント「スマートファクトリーJapan 2021」が2021年12月1日から3日までの3日間、東京ビッグサイトで開催されました。例年、弊社も同イベントに出展するのですが、昨年は新型コロナウイルスの影響でオンライン開催となり、参加をしませんでした。今年はこれまで通りのブース展示ができるとあり、社員一丸となって取り組みました。

生産ライン向けDX製品の展示が目立つ

スマートファクトリーとは、IoTやAIなどを用いたデジタル情報技術を駆使して、効率的な生産ラインを実現する次世代の工場を指します。このスマートファクトリーを構築するための最新技術を披露するイベントがスマートファクトリーJapanで、大企業だけでなく多くの中小企業がスマートファクトリー向けの製品を展示しています。

スマートファクトリーJapan 2021

会場は、東京江東区にある東京ビッグサイトで、期間中は初日の午前中は悪天候でしたが、以降は好天に恵まれました。

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2021年は、企業のデジタル化導入としてデジタルトランスフォーメーション(DX)が話題となったこともあり、スマートファクトリーにもDXを提案する製品展示が散見されました。たとえば、今まで分厚い点検マニュアルを片手に生産ラインの保守をしていた作業を効率化するために、タブレット端末を生産ライン上の機器に向けるとAR(拡張現実)を駆使して確認箇所を表示して点検作業を指示するシステムがありました。しかも、作業を終えるとその日時や機器、担当者の情報がすべて社内サーバーに記録され、保守管理を可視化することもできるといいます。

仮想現実上に分身のアバターをゴーグルで操るメタバースも最近注目されています。残念ながら、このメタバースを活用したスマートファクトリー製品はまだ見当たりませんでした。メタバース製品も次回のスマートファクトリーJapanでは何か出てきそうな気がしています。

弊社ブースではヒーターで身近な生活に役立つアイデア製品を展示

スマートファクトリーはICT, IoTといった最先端のデジタル情報通信技術を駆使します。とはいえ、基盤となるのはモノ作りの技術です。モノ作りは中小企業の得意とするところで、得意分野をもった中小の町工場もスマートファクトリーJapanに出展し、商談の機会を設けています。弊社も一昨年、同イベントにブース出展するとともに、英語での講演も行いました。展示も講演も盛況でした。

スマートファクトリーJapan 2019に出展、英語で講演も

今年はブースのみの参加で、弊社の主力製品である産業用ヒーター温度コントローラーの展示を行いました。

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さらに今回は産業用とは別に、身近な生活に役立つヒーター入りグッズも参考出品しました。使用するヒーターは市販のモバイルバッテリーで動作します。

ひとつめは、ぬいぐるみに巻き付けて抱くとほかほか気分になれる一体型ヒーター。冬の寒い時期にあたたまるグッズです。

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ふたつめは、光のイルミネーションが刻々と変わるインテリア風のヒーターです。色の変化が心を癒してくれます。動画は音が出ません。

最後は、ヒーター入りのクッションです。クッションを叩くと色が変化します。こちらも動画は音が出ません。

弊社はこれまで産業用ヒーターの開発に専念してきました。これからは民生用のヒーター製品にも力を入れていきたいと考えています。

展示ブースの場所に恵まれ出展は盛況

今回の出展では、展示ブースの場所に恵まれました。人の往来が多い大通りにあり、来訪者が後を絶ちませんでした。

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おかげで、社員全員で訪れた人へ誠意を込めて製品の紹介や、自社のアピールができました。みんな、いきいきとした表情をしています。

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新型コロナウイルスの影響で、昨年はオンラインによる展示イベントへの参加ばかりでした。今回は久々のブース出展で社員全員、熱が入りました。それだけに、いい仕事をしたなと充実感がみなぎりました。

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オミクロン株による新型コロナウイルス感染拡大が懸念されています。しばらくはブース展示が困難になるかもしれません。感染状況が落ち着いてきたときはまた展示会への参加を積極的に取り組みたいです。

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