1. トップ
  2. ヒーターブログ
  3. 保温に最適シリコンコードヒーター! その使い方は?

ヒーターブログ

  • ヒーターの知識

保温に最適シリコンコードヒーター! その使い方は?

みなさん、こんにちは!スリーハイの中山です。

近年、「冬場になると水道管が凍ってしまって破裂した」、「寒くて配管の中を流れる液体が硬くなり流れが悪くなってしまった」などのご相談をたくさんいただいております。

そんな時に配管などにグルグルグルっと巻き付けて凍結防止に役立つのが「シリコンコードヒーター」です。

今回はそんな細くて長い「シリコンコードヒーター」についてお話します。


シリコンコードヒーターってどんなもの?

シリコンコードヒーターは、名前の通りコード状のヒーターです。

細い配管、チューブ、その他複雑な形状にも、簡単に巻き付けることができます。


シリコンコードヒーターの特徴

シリコンコードヒーターには次のような特徴があります。

  • 直径2.4mmという細さ
  • 長さ10cmから30mまで選択範囲の広さ(電気容量によって変動いたします)
  • 140℃の発熱(ご使用環境によって左右します)
  • 細い物にも巻き付けられる柔軟性
silicone-cord-heater1.png

[シリコンコードヒーターイメージ図]

上記 L と記載のあるオレンジ色の分部がシリコンで、発熱線を覆い絶縁したヒーター分部になります。

このオレンジ色の分部を温めたい物に密着させて加熱したり保温したりします。


いろいろなヒーターの元になるシリコンコードヒーター

シリコンコードヒーターは細長いという特徴を活かしていろいろな場面で使われています。

スリーハイの製品ではシリコンベルトヒーターやシリコンスパイラルヒーター、アルミ箔ヒーター、シリコンサンドヒーターの熱源にもなっています。

silicone-cord-heater2.png silicone-cord-heater3.png silicone-cord-heater4.png silicone-cord-heater5.png

こんな感じで、うっすらシリコンコードヒーターが見えますでしょうか?

それぞれのヒーターの用途はまた別の機会に説明しますね。

このように形状が変わるだけでシリコンコードヒーターの使用用途はさらに広がります。

シリコンコードヒーターの可能性は無限大なのです。


シリコンコードヒーターを巻き付ける際の長さ計算式

silicone-cord-heater6.png

実際に使う際には、上の写真のようにグルグルグルと巻き付けると熱が均一に伝わり、熱効率も非常に良くなります。

でも、こんな風に巻き付けるのにシリコンコードヒーターはどの位の長さが必要なのかわからないですよね?

そこで、ヒーターの長さを計算できる計算式をご紹介します。


シリコンコードヒーターの長さの計算式

シリコンコードヒーターの長さの計算式は以下になります。

silicone-cord-heater7.png

(ヒーター込直径+ヒーター高さ×2)×3.14×巻き数

 

※巻き数=パイプの長さ÷(ヒーター幅+ピッチ)


スリーハイのシリコンコードヒーターの場合、直径2.4mmの為、高さ2.4mm、ヒーター幅2.4mmになるので、ヒーター高さ、ヒーター幅の部分には2.4を代入します。


実際に計算してみよう!

<例>直径10mmの長さ1,000mm(=1m)のパイプに10mm間隔のピッチで巻き付ける場合

まず、巻き数を計算しましょう。

巻き数は計算式から 1000÷(2.4+10)の計算で80.64516...、となります。


巻き数がわかったので、ヒーターの長さを求める計算式にそれぞれの数値を当てはめると


(12.4+2.4×2)×3.14×80.64516=4355.484


「4355.484」と出ますので必要なヒーターの長さは4355.484mm(=4.3m)になるというわけです。

ちなみに、スリーハイではシリコンコードヒーターを100V仕様のものを1m1本3,000円(税別)で販売しています。費用の参考にしてくださいね。


シリコンコードヒーターの発熱温度の計算方法

シリコンコードヒーターの特徴で発熱温度は最大140℃と書きましたが、実はある程度の発熱温度の目安があるのです!

それは以下の表の青いラインになります。

silicone-cord-heater8.png

※表の温度は1本のヒーターを室温20℃の空中に水平状態で測定した温度になります。


この表は、1m辺りに○○W(ワット)入っていると●●℃まで発熱する目安表になります。

つまり1mで50Wのヒーターですと140℃、1mで30Wのヒーターですと80~100℃の間で発熱するというのがわかります。

したがって、140℃で発熱する5mのシリコンコードヒーターが必要な場合、
【熱容量 × 長さ =必要W数】となり「50(W/m)×5(m)=250(W)」という計算で250Wという数値が出てきます。


シリコンコードヒーターはどのように固定するの?

シリコンコードヒーターは購入したけれど巻きつけた後の固定方法がわからない、というご相談をよくいただきますが、固定方法は意外と簡単です。

耐熱性のあるテープで巻きつけてしまえば良いのです!

この耐熱性のテープはホームセンターでも購入できますが、もちろんスリーハイでも取り扱っています。

スリーハイでは耐熱性のシリコン自己融着テープも取り扱っておりますので合わせてお問い合わせいただけるとシリコンコードヒーターと一緒に発送も出来ます。

silicone-cord-heater9.png

気になる方はいつでも気軽にご相談くださいね!


最後に

いかがでしたでしょうか?

今回はシリコンコードヒーターを計算式を交えて紹介してきましたが、わからない部分があればスリーハイに連絡ください。

お客様に計算していただかなくても私達がご提案させて頂きます。

以下URLからでしたらいつでも簡単にご連絡いただけます。
https://www.threehigh.co.jp/contact/


スリーハイのヒーターや製品に関するお問い合わせも承っています。

今回もブログ読んで頂きましてありがとうございました!

ページトップ