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  • 営業レポート

北海道で考える「下流」の価値(Day2)-2026.1.29

2日目の午前中は、札幌で社内のオンライン会議から始まりました。
画面の向こうには、いつもと変わらない日常の業務風景がありますが、会議を終えてパソコンを閉じると、空気が一気に切り替わります。
普段と異なる地での仕事は、それだけで思考のモードも少し変わるような感覚をおぼえます。

午後からは、松本部長と待ち合わせをし、近くの喫茶店でミーティングを行いました。
細かな数字や資料を詰めるというよりも、最近の現場の感触や、これからの方向性を言葉にしながら確認する時間です。
普段は互いに他の業務に追われ、信頼があるからこそ言葉を交わす機会をつい後回しにしてしまいがちなことも少なくありません。
こうして、離れた地から自社を思い浮かべ面と向かって話をする時間は、とても貴重なものでした。

その後、北広島駅へ移動し、日頃からお世話になっている方と合流しました。

カフェで深まる議論 下流領域の"人"の価値

駅で合流したあとは、一緒に車でカフェへ向かいました。

市街地を抜けると、景色は一変し、ひたすら続く雪道。
道路の両脇には雪が高く積もり、視界に入るのは白とグレーの世界だけです。
時折り、会話が途切れた瞬間に訪れる静寂さが妙にこの単調な風景に溶け込み、これから話す内容に気持ちを整えてくれているようでした。

こちらが目的地の「Bunateta coffee roasters
駅から車で30分ほどの場所にある一軒家カフェです。

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雪の中にひっそりと佇むその建物は、派手さはないものの静かに存在感を放っています。
車を降りると、雪を踏みしめる音だけが響き、街の喧騒とはまったく別の時間に入った感覚がありました。

店内は、外の厳しい寒さとは対照的に、柔らかく落ち着いた空気。

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丁寧に淹れられたコーヒーは格別で、体があたたまるのと同時に自然と気持ちがほどけていきました。
おしゃれですが気取った感じはなく、長居したくなる居心地の良さがあります。

このカフェで、当社における今後のビジネスについて、じっくりとお話をさせてもらいました。
特に議論が深まったのが、サプライチェーンの中でも下流の領域についてです。

上流から下流までを俯瞰したとき、これからますます重要になるのは、人と人との接点が最も多い下流ではないか。AIが進めば進むほど効率化や自動化は進むが、最終的に価値を決めるのは「誰が、どう関わるか」という部分になるのではないか。そんなことを話すと、相手の方からも全く同じ考えが返ってきました。

テクノロジーが進化するからこそ、人の存在が際立つ。
雪に囲まれた静かなカフェで、その確信を共有できた時間でした。

由仁町での夕食会

その後、由仁町へ移動し、夕食は知る人ぞ知る人気店「東京ホルモン」へ。

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ここでは、つむぎホールディングス代表取締役の渡辺社長が待っていてくださいました。

今回が初めてのご挨拶でしたが、ひと目で分かる存在感。
場の空気をすっと掴むオーラがありながら、話し始めるととても柔らかく、言葉の選び方も巧みで、自然とこちらも引き込まれていきます。人当たりもよく、話も上手で、「またお会いしたい」と素直に思わせてくれる方でした。

お忙しい中、貴重なお時間を取って有意義な場を設けてくださった上に、ご馳走までしていただき、ただただ恐縮です。
美味しい料理に濃い会話。このような時を過ごせたことに、心から感謝しております。

また、この席では東京ホルモンの代表である窪田社長もご紹介いただきました。
長く地域に愛されてきた店を切り盛りしてきた方らしく、穏やかな語り口の中に、芯の通った強さを感じます。

会話の中で印象的だったのが、窪田社長のご子息のお話でした。
札幌日大高校出身の窪田洋祐さんは、2025年ドラフトで4位指名を受け、オリックス・バファローズに入団。投手として最速148キロを記録し、外野手登録もされている高い身体能力の持ち主です。由仁町出身、由仁町初のプロ野球選手として、大きな注目を集めています。

幼少期から、この店の看板メニューであるホルモンを食べて育ったというエピソードを聞き、思わず頷いてしまいました。
食、環境、人。日々の積み重ねが、いつの間にか大きな力になっていく。そんなことを象徴するような話でした。

そして、肝心の東京ホルモン。
噂には聞いていましたが、ホルモンは脂っこさがまったくなく、旨みだけが残る味わいで、箸が止まりません。「無限に食べられる」と言われる理由がよく分かります。
以前、当社の女性社員もこちらでご馳走になっており、「本当に美味しかった」と聞いていましたが、まさに噂通りの絶品でした。写真を撮り忘れてしまったのが、心残りです。

場所が変わるごとに見えてきた"人との対話"の大切さ

オンライン、喫茶店、雪道の先のカフェ、そして地元の人気店。

この一日は、場所が変わるたびに、話の角度も少しずつ変わっていきました。
効率や仕組みを考えることも大切ですが、最後に残るのは、やはり人と人が向き合う時間。
北海道の静かな風景の中で、そのことをあらためて実感した一日でした。

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